対決: パッケージ印刷における RGB 対 CMYK

前に述べたように、デザイナー玩具のパッケージをカスタマイズする予定があるときは常に、特に色紙のカードが含まれる場合は、CMYK を使用することをお勧めします。（製品パッケージに CMYK 値を提供する必要があるのはなぜですか? ）

ここで、RGB と CMYK の違いを見てみましょう。

まず、RGB モードと CMYK モードの細かい違いを簡単に理解しましょう。これら 2 つの重要な機能を覚えておいてください。まず、RGB は画面上の表示に使用され、CMYK は印刷に使用されます。 次に、RGB の色空間は CMYK よりもはるかに大きいです。

図 1 に、色空間範囲のグラフを示します。この範囲は自然界で見える色をカバーしており、その上に 2 つの白い三角形が表示されます。小さい方が sRGB を表し、大きい方が AdobeRGB を表します。 RGB モードというときは、基本的に AdobeRGB の色の範囲のことを指します。ここで、青い三角形で表される CMYK の色空間範囲を見てみましょう。ご覧のとおり、この範囲は AdobeRGB が表示できる範囲に比べて大幅に小さくなります。多くの色は標準インクでは再現できないため、この制限は主にプリンタの機能によるものです。

上の画像はRGBとCMYKの色の比較を示しています。左側の最初の 3 色は、RGB ドキュメントで作成されます。赤 (R:255、G:0、B:0)、緑 (R:0、G:255、B:0)、青 (R:0) 、G:0、B:255)。これらの色の RGB 値は、それぞれの色の最大強度を表していると考えることができます。ただし、CMYKドキュメントで「R:255、G:0、B:0」と入力すると、矢印のように感嘆符で示された警告サイン（色域外警告）が表示されます。これは、表示されている色が現在のドキュメントの色域範囲を超えていることを意味します。確定すると自動で色が調整されます。図 2 の中央の列は、CMYK ドキュメントで選択された場合の自動補正後の色を表しています。 CMYK の色空間は RGB に比べて大幅に小さいため、これらの色は非常にくすんで見えます。したがって、特定の色は CMYK モードでは表示できません。

では、RGB カラーを使用するファイルを印刷するとどうなるでしょうか? このテストには CMYK プリンターを使用し、テストに選択した色は人気のある明るい青と明るい赤でした。結果は明らかです。紙に印刷された色は、画面上で見る色とは依然として大きく異なります。

次に、CMYKカラーモードを使用してテストを行いました。上の画像の左側のセクションでは、左から右に、CMYK で JPG としてエクスポートした場合の効果、Illustrator で表示した場合、および印刷結果を確認できます。より明確に表示するために、右に示すように、印刷サンプルを個別に撮影しました。印刷後、紫が青にシフトし、赤は正確ではなく、より冷たくまたは紫っぽく見えるのに対し、黄色と緑は比較的適切であることがわかります。ただし、ここでは、あまり正確ではない標準的なプリンターを使用しているため、プリンターの色の精度も影響することに注意してください。